「織田家 有能ダービー」3
独断と偏見と思い込み、それらをにわか知識で適当に考察する企画「織田家有能ダービー」第三弾。正直もう消化試合な感はあります。
・蒲生氏郷(信長の娘婿)
ご存知麒麟児。戦の強さは当代最強、カリスマも教養も余すことなく持つ万能人。しかし・・・
「戦場での活躍」
14で元服して以来、多くの戦で武功を立てています。しかし、彼の武功の真価は本能寺以降になります。
「領地経営」
後年、伊勢や越後などに領地を貰う氏郷も、信長存命時は一武将。残念ながら評価対象外です。
「個人としての逸話」
何といっても降伏時の逸話が有名です。降将の身でありながら信長の娘を授かるというのは、彼によほどの大器があったのでしょう。なお、その他の多くの逸話は本能寺以後。
「結論」
豊臣家有能ダービーしようかな。
ある意味秀吉に並ぶ有名人。有能であることは間違いない。有能なことだけは。
「戦場での活躍」
最終的な所領である丹波国は彼が切り取った物であるということでも分かるように、武功の多さは織田家随一。戦も上手い。どれだけ上手いかというと、本能寺の変の際には「明智の反乱」ということを知るや信長・信忠親子が共に生還を諦めるほど。
「領地経営」
秀吉並みに領民から慕われていた光秀。彼自身も領民を愛しており、そのことは領地を召し上げられそうになるや否や反乱を決意するという一点からでも分かります。
「個人としての逸話」
教養人でした。それがゆえに信長の行動が許せませんでした。鉄砲が上手でした。それは本能寺の変の際にも遺憾なく発揮されています。情に厚い人でした。それが(以下略)
「結論」
有能であればあるほど織田家にとって無能になる人。
・その他の人々
勝家から長所と短所を減らしたような人。一番の能力は戦でも政治でもなく処世術。
・林佐渡(宿老)
佐久間と並ぶ残念系宿老。ちなみに彼も佐久間と同じくらいの時期に処罰されている。
・佐々成正(加賀富山城主)
勝家ジュニア。処世術の不味さまで勝家譲り。
・池田恒興(摂津花隈城主)
織田家中のいぶし銀。本命になるには地位不足か。
・・・どうだったでしょうか。これで候補者は以上です。
途中からやる気が失せているのが露骨に分かる文章でお送りしましたが、さて、私の独断と偏見と思い込み、それらをにわか知識で適当に考察した結果、見事織田家一の有能の称号を得る名誉人は誰か!?
それは・・・丹羽長秀!!
ワーワー パチパチパチー
という訳で波乱の熱戦を見事勝ち抜いたのは丹羽長秀さんに決定!
今後は彼が織田家一です。根拠は私の独断と(略)
今回の企画はこれにて終了。次回「豊臣家有能ダービー」で会いましょう(嘘)