アメリカンジョークin戦国2
大野治長「わしほどの功臣は古今そうはいまい」
片桐且元「そのとおり。お主ほど徳川家のために働いた功臣はいまいよ」
アメリカンジョークin戦国2
「よう、薩摩隼人について面白い皮肉話があるんだ」
「おい、口を慎んだ方がいいぜ。お主の隣におる男は薩摩人だぞ」
「そうか、すまない。薩摩民族語は未収得なんだ」
立身したいなら織田家に行け
贅を尽くしたいなら今川家に行け
死にたいなら島津家へ行け
北条氏政「我が領は土地は富み、文化は興り、その国力たるや上方に劣るものではない」
北条幻魔「ほう。我らがそんな領地を持っていたとは。初耳ですな」
伊達家が援軍に来ると兵士の士気が上がる。
何故なら兵士は常に背水の陣を強いられるからである。
地獄にて
「俺は籠城戦で飢え死にしたんだ。あの苦痛は地獄の比じゃないよ」
「何だそれくらい。俺なんか同盟軍に後ろから撃ち殺されたんだぞ。あの無念を思えば 地獄などは生ぬるい物だ」
「二人とも贅沢いうなよ。俺なんか年始の挨拶に安土の城に行ったら、大量の人間に押しつぶされて死んだんだぞ。笑うに笑えず、無念とも思えぬ」
ある日、如来様が戦国武将の前に現れた。彼らはこぞって自分らの将来を訪ねる。
武田信玄「如来様、我らが京に旗を建てるのはいつになるでしょう」
如来「十年後だ」
武田信玄「ああ、この時まで私は生きていないだろう。上洛も夢のまた夢」
毛利元就「如来様、我らが京に旗を建てるのはいつになるでしょう」
如来「十五年後だ」
毛利元就「ああ、この時まで私は生きていないだろう。毛利はこれ以上の領地を望むまい」
伊達政宗「如来様、我らが京に旗を建てるのはいつになるでしょう」
如来「ああ、この時まで私は生きていないだろう」
加賀の国主、前田利家は息子の利長に信義を教えていた。
「いいか利長。今日、我らが加賀百万石の支配者で居れるのも、全て太閤殿下の恩によるものである。そして、父と太閤は昔から刎頸の友だ。この意味が分かるか?」
「はい父上。有望な友人とは何を犠牲にしても縁を繋いでおくことこそ大事、ですね」
日本にキリスト教を広めるためにやってきた宣教師。出来るだけ人の多い所で布教をすべく、発展した街はどこかを聞くことにした。
「うーん、やっぱり山口かな。「第二の京」って呼ばれるくらいだし」
「越前の一乗谷城下じゃ無いかなあ。「第二の京」って呼ばれてるらしいし」
「京?あそこは止めといたほうがいいぜ。権力争いに巻き込まれるぞ」
宣教師が本国に宛てた手紙
「日本では一番より二番の方が優れているという風潮があるらしい。なんとも不可思議なことであり・・・」
細川幽斎「茶を嗜みます」
佐久間信盛「茶を嗜みます」
秀吉「敵が降伏した?よしよし、許してやれ」
秀吉「敵が和解を申し込んできた?よしよし、受け入れてやれ」
秀吉「領民が検地を拒絶した?よしよし、皆殺せ」
豊臣家の忠臣、石田三成が壺を拾った。その夜、枕元には鬼が立っていた。
鬼「汝の願いを一つだけ叶えてやろう」
三成は「豊臣の御家の安泰を」を願った。
次の日、大阪城に出仕した面々は仰天した。
そこには、別人のように謙虚になった三成がいたのである。
戦が上手く、人望もあり、築城の才もある名将と、従順だけが取り柄の匹夫。
最終的に成功するのがどちらなのかは言うまでもない。