歴史系ジョークブログ(仮)

名前のまま歴史系ジョークを主に掲載するブログ。気まぐれ更新。

アメリカンジョークin日本史3

弁慶「殿、良い報告と悪い報告がございます」

義経「良い報告は?」

弁慶「平家は殿の武力に恐れをなし、戦わずして逃亡する兵も多数」

義経「これは良い事だ。しかし悪い報告とは?」

弁慶「この事が鎌倉に伝わっております」

 

秀吉が大阪で発生した地震により生き埋められた。外に向かって助けを呼んでいると、人の向かってくる気配が。これで助かったと安堵したのもつかの間、彼らは食料だけを置いて立ち去ってしまった。秀吉の小姓が言う。

「これはどういうことでしょう」

しかし秀吉は苦り切った顔で「分かり切ったことを聞くな」と言い、

「彼らは切支丹である」

「何故?」

「一つ、彼等は危険を冒してまで人を助けに来た。一つ、彼らの行いは善である。一つ、彼らの善意は常に実情を無視している」

 

軍部「今回の関東大震災での大混乱は朝鮮人のせいである!」

朝鮮人「はい、そのとおりです。我々朝鮮人と猫のせいであります」

軍部「猫?どうして猫のせいなのだ」

朝鮮人「では何故我々のせいなのです?」

 

将軍・坂上田村麻呂は出陣の為、桓武天皇に拝謁した。桓武天皇は田村麻呂にこう言った。

「今回の出兵の目的は、百万の蝦夷の殲滅と、一人の良民を殺すことである」

その言葉を聞いて、田村麻呂よりも先に側近・藤原緒嗣が反応した。

「な、何故良民を殺すのですか?」

驚いた様子の緒嗣を一瞥した後、再び田村麻呂に向かって言う。「分かっただろう」

「誰も蝦夷の殲滅には疑問を感じてはいない。容赦なく攻め立ててくれ」

 

北畠親房「私は常に南朝の勢力拡大に努めている。例えば豪族たちを招き、礼を尽くして歓待した後、彼らに向かって言うのだ。「有事の際には南朝にご加担を」と」

土岐頼遠「私も常に北朝の勢力拡大に努めている。例えば豪族たちの館に押し入り、金目の物を一通り攫った後、彼らに向かって言うのだ。「有事の際には南朝にご加担を」と」

 

老中・水野忠邦が江戸の町を歩いていると、突然背後から刺客が。しかしそこに偶然町人が通りかかったために刺客は逃げ出した。忠邦は町人に言う。

「危ない所を助けていただき感謝する。是非とも何かお礼をさせてくれ」

「では老中様。私が通りかかったために助かったなどという事はご内密にお願いします」