アメリカンジョークin三国志
曹丕「武将になるか、文官になるかで迷っておるのだ」
司馬懿「文官でしょう」
曹丕「おお、汝が私の行政をそれほど見てくれていたとは」
司馬懿「いえ、戦を拝見したのです」
魏国内「今までだって実質曹家が皇帝みたいな物だったし何を今さら」
蜀国内「ついに正体を現したか!!逆賊曹丕許すまじ!!!」
呉国内「まだ後漢あったんだ?」
蜀の将軍、馬謖はガイテイでの布陣を迷っていた。総大将、諸葛亮からは平地を守れと厳命されたものの、目の前には布陣しやすそうな山が。
そこで、この土地に伝わる降霊術を使い、最も尊敬する孫武と、異国の英雄である源義経の二人を呼び出して、最もよい布陣を聴くことにした。
孫武「高地が有利な布陣になるのは基本為れども、それには水源が確保できていることが大前提である。また、上官の命令に逆らってまでやることではない」
源義経「戦場において何より必要なのは現場の判断である。臨機応変こそ兵法の極み。兵士など言うのは三日四日飲まず食わずでも死にはしない。少なくとも私が率いた関東武者はそうだった」
馬謖は喜び勇んで山への布陣を決行した。
姜維が無謀な北伐を繰り返し、逆に攻め込まれていた頃、捕虜になった魏の兵士が蜀の見張りに対して言った。
「我が曹叡皇帝は偉大なお方だ。自ら戦場に出ることも珍しくない」
それを聞いた蜀の見張りは鼻で笑って
「我らが劉禅皇帝の如きは、敵の方から出向いてくれるぞ」
匈奴との境界を守っている武将から火急の知らせが。
「我が軍隊のうち、半分以上が死に、更に半分は意識不明」
それを聞いた曹操は自ら大軍を率いて境界へ急行。武将に問う。
「現状はどうなっている」
「はっ。極めて感染力の強い感染症により兵士ほぼ全滅・・・」
黄忠、魏延、孟達の三人は敵から寝返って劉備に仕えた武将である。
ある日、彼らの実力を測るため、一万の兵を指揮させて模擬戦をさせた。
黄忠の率いる一万は二万の敵を圧倒した。
魏延の率いる一万は三万の兵と互角に戦った。
孟達の率いる一万は五万の兵をよく足止めした。
「この三人はどれも使えそうだな。」
「滅相もない。魏延は放逐すべきです」
「ほう。なぜだね」
「反骨があります」
天使「神様、魏国は広大で豊かな領地を持ち、その国主曹操は名君の誉れ高く、配下に も猛将知将が数えられない程います。三国の中で恵まれすぎているのでは?」
神様「大丈夫。魏には司馬懿がいる」
三国志の武将が乗った船が沈没した。救命ボートには限りがあり、誰かが海に落ちなければならない。そこで船長は一計を図った。
劉備、関羽、張飛にはそれぞれ「御兄弟は既に海の下で貴公を待っておりますぞ」
三兄弟は海に飛び込んだ。
孫権には後ろから大声で「遼来!遼来!!」
孫権は海に飛び込んだ。
馬謖には「兵法では海での布陣堅とありますが、丞相は船の上で待機するようにと」
馬謖は海に飛び込んだ。
司馬懿は海に飛び込んだ。
ジュンイクには空箱を渡し「曹操様からです」
ジュンイクは海に飛び込んだ。
呂布と董卓には「チョウゼン様が海の下で貴方だけを待っています」
二人は海に飛び込んだ。
船長「よし、これで全員だな」
船員「船長、孔明様がまだ残っておりますが」
船長「しっ!・・・あの方に余計なことを言ったが最後、俺たちは不忠の畜生として憤死することになるぞ!」