歴史系ジョークブログ(仮)

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「信長の野望戦国立志伝」プレイ日記(2)「三面作戦」

前回のあらすじ

1600年、逆賊徳川家並びに逆賊に加担する東軍諸侯の不義不忠に心を痛めた名君秀頼(7歳)は、自ら兵を率いて逆賊に支配された地京都へと奪還の兵を挙げた。心にただ天下の静謐のみを秘めた正義の軍は、今こそ勝利の声を上げようとしていたー

 

伏見城・落城!

いやー熱戦だった。「色々引っ張ったけどあっさり落ちます」とは書いたけどまさか開幕一行で落ちるとは想像してなかったのでは無いでしょうか。これぞ即落ち(違います)。

さて今回の落城で捕虜を4人も獲得出来ました。正直全員三流クラスなので嬉しさも半減する所ですが我ら豊臣家は五流まで引っ張り出して戦わせてる家なので遠慮なく登用します。芋侍から関白家お仕えへと華麗な転身を果たさせてあげましょう。

 

芋侍ども「我らは徳川に仕える身。二心はない」

 

・・・全員処刑。関白家を愚弄した逆賊には死をもってしても足りません。元々我らは不義を正す正義の軍。こんな芋侍どもの身なんて構っている暇は有りません。

さて場所は変わってここは筒井家の支配する伊賀上野城。ここを落とせば筒井家は滅亡するので、人材は全て登用出来ます。今の所文官・僧侶・幼児で構成された豊臣軍にも厚みが出るというものです。

豊臣軍は三好政康率いる軍勢6000。政康さんというのはかの将軍足利義輝を暗殺した首謀の一人。一応戦国生き残りのまともな武士なので、豊臣軍の中では精鋭部隊と言えるでしょう(能力的には中の下程)。敵は伊賀上野城の3000のみ。これも一瞬で落城でしょう。

 ・・・ってアレ?なんか10000近い軍勢が伊賀上野城に集結してます。どうやら東から援軍がやってきたらしい。このままでは負けます、ピンチ!

しかしここで負けないのが天下人の御家。あちらが援軍に頼っているならこちらもそうすれば良いのです。近畿は豊臣家の忠臣・石田家が大きく勢力を持っている地。豊家が一声号令をかければ一万や二万の軍勢、すぐに集まるのです。そうですよね、三成?

 

三成「徳川攻めに忙しくて・・・」

 

だから嫌われるんだよお前。自分の勢力争いより主家の要請を優先するのが忠臣だろうよ。もういい、お前はいつか滅ぼしてやる。関白家の要請を断った罪は百族に及ぶのです。

まあ勿論戦は大敗。しかし三面作戦はまだ終わってはいません。最後は細川家の支配する「宮津城」と「田辺城」です。城自体は大した城ではありませんが、これを守る細川親子は優秀です。どれだけ優秀かというと前述した三好政康と秀頼の能力値を足してもまだ及ばない程。しかしこちらもそれ相応の部隊を向かわせています。そう、現豊臣家最強の武将、成田甲斐()率いる4000を主力に10000の軍勢を向かわせたのです。敵軍は6000程、筒井家と違って援軍に来るような勢力は周りにいないのでわが軍の勝利は確実と言って良いでしょう。

まあそんな約束された勝利の軍を逐一解説するのもつまらないので、この間に内政でもやりましょう。なんと言っても豊臣家は天下の大阪を所有していますから、内政にも力が入るというものです。大阪は人口が多いので、「商業」を増やして領民兵を増やすことにします。商業街や港を建築し、それに投資を行うのですが、何といっても文官・僧侶・幼児・女で構成されてい豊臣家、内政の効率は中々の物。半年ほどで他の都市の倍ほどの商業収益が見込めるように(半分以上は大坂のおかげ)。さてそろそろ細川家が滅亡している頃でしょう。人材GET!

 

普通に負けていました。

 

いやおかしい。何で6000が一万に普通に勝ってしまうの?何で?

まあ理由は武将の差だという事は明らかなんですが。所詮多少強いだけの女武者が万能チート幽斎様(細川家の御隠居様)に勝てる訳が無かったのです。あんな一回の籠城戦だけで有名になった一発屋にはもう頼りません。やはり戦とは経験と実績を積んだ老練の武士(もののふ)がやるものです。

三好政康「全くですな」

・・・そんな奴豊臣家にはいなかった。こうなれば最終手段。大勢力の特権、物量戦です。可能な限り兵を動員し、細川家を押しつぶすのです。無論食料などの負担も大きいですが、人材のもとい天下の為です。錦の旗の前には多少の理不尽は許されるのです。

 

次回予告

わずか数千の兵が立てこもる細川家の城に対し、豊臣家は非情な大号令を下した。関白家の威信を賭けたこの大動員に対し、細川家はどう出るのか。そして、細川の滅亡が、天下泰平への道へと繋がるのか?

 

次回、「人材よこせ、人材だ、優秀な人材だよォ!!」をお楽しみください。