「信長の野望戦国立志伝」プレイ日記(3)「大軍の罠」
前回までのあらすじ
一にも平和、二にも平和を思う仁君秀頼(7歳)は、緒戦で敗北を喫した逆賊細川家に対し、兵およそ3万にも及ぶ大動員を行った。意気揚々と進軍する3万の軍の裏で、少しずつ積み重なっていく負担に、豊臣家はまだ気づいていなかったー
圧倒的ですよ、わが軍は!
仮にも天下の関白家が一小大名相手にあまりに大人げない事をしてしまいました。しかしそれも全て細川家が悪いのです。関白家に弓引く輩は全員処刑、情けはありません。
「敵部隊壊滅!」
「敵将、捕らえたり!」
まさしく鎧袖一触の勢いで敵軍を蹴散らす豊臣軍。これが物量の力です。例え敵将がどれほど優秀であれ、物量の力には勝てないという現実ですよこれが!
何かこちらが悪役みたいなのでそろそろ黙りますが、とにかく我が三万の軍勢は細川家の二つの城を包囲。この二つの城を落とせば細川家は滅亡。確実に優秀な人材が登用できるのです。いやー長かった。気づけば年も明けて1601年。関ヶ原を回避したおかげか石田家が主家を差し置いて勢力を伸ばしているのを尻目に何か迷走していた豊臣家ですが、これを機に大躍進を遂げるでしょう!
言っている間に宮津城が落ちました。ちなみにこの勝俊さんとやら、戦いに関する能力は秀頼以下のポンコツです。何者なんだろう。
さて宮津城は落としたもののもう一つの城が中々落ちません。恐らく例のチート入道こと幽斎様が籠城していらっしゃるせいです。三か月包囲しても落ちない城ってもはや天空の城レベルだと思うのですが、敵に余力は無いのです。気長に待ちましょう。
まあただ待っているのも退屈なので、一つ私の豆知識を。
戦において大軍が少数の兵に惨敗するのはどんな要因がある時だと思いますか?
ゲリラ戦?それもあります。
策?それもあるでしょう。
しかし現実において一番多い要因、それは大軍を動かすが故の糧道の乱れ、つまりは兵糧の枯渇なのです。
特にあらかじめ綿密な計画を立てて進軍するのではなく、例えば報復戦などの突発的な戦における強行軍などはこの兵糧の枯渇が起きやすい傾向にある訳です。
以上豆知識でした。さあてそろそろ城は落ちたかな?
雑兵「報告します!」
どうやら落ちたみたいです。まあ関白家の威光を持ってすれば分かり切った事でしたね!
雑兵「兵糧が・・・底をつきました・・・」
豊臣軍・全滅
うんまあそこまで盛大にフラグを立ててたらこれも分かり切った事だったと思いますが、兎にも角にも全滅してしまいました。
なんでだろう。我が豊臣家は文官の数に関しては全国有数なのに。後方支援は文官の仕事。文官たちは何をしていたのでしょうか。
文官たち「ただいま帰還しました」
そういえば戦に出てたんだった。
注 このゲームの仕様上別に文官が何人いようと後方支援をしてくれるわけではありません。あくまで秀頼様の戦略に問題があったのです。
次回予告
失敗続きの豊臣家に対して順調に勢力を伸ばす石田家。もう石田家が天下統一すれば自動的に豊臣家も天下人に返り咲けるんじゃないか、むしろその方がいいんじゃないか、いやもうそれが最善だそうに決まっている。
次回「実は石田家とは従属関係ではなく同盟関係」をお楽しみください。