「信長の野望戦国立志伝」プレイ日記(1)「天下人の家」
三度目の正直
「信長の野望戦国立志伝プレイ日記」
何だかんだで三回目を迎えるプレイ日記シリーズ。やっぱりね、「楽勝だろ」からの「ぼろ負けだー」の鉄板ネタも二度続けば飽きるということで、今回は本当にクリアを目指します。
さてクリアを目指すとなると齋藤家の様な二流大名ではいけません。日本史に興味のない方でも分かるような超有名大名で華々しくプレイをしたい所です。という訳で私が考えてきたのがコチラ。
1600年 豊臣家
面白い事には間違いない。
注 1600年の豊臣家
豊臣秀頼(7歳)を主君に抱く天下人の御家。有力武将の殆どが独立しており、現時点での一番の戦闘要員は成田甲斐なる女武者。
「天下人・豊臣秀吉の死は、つかの間の泰平を享受していた戦乱の世に、再び暗雲を招こうとしていたー」
ゲームを開始したと同時に関ヶ原前夜のイベントムービーが。そう、豊臣家の敵は頼りにならない家臣や無駄に独立してる元家臣達だけではありません。「関ヶ原の合戦」イベントの成立を許してしまうと、自動的に周囲の殆どが家康勢力へと変わってしまうのです。そうなってしまうと我らが豊家も史実をなぞるしかありませんので、何としてもこのイベントの成立は防がなくてはなりません。
「家康は、秀吉の遺児・秀頼の後見と称しながら、次代の天下人としての足場を着実に固めていたー」
それにしても、秀吉が死んでからの家康というのは陰湿さが半端ではないですね。そんな家康を御仏の生まれ変わりのように書ききった山岡荘八先生は化け物です。
「「徳川が天下取りの戦、起こす期は今ぞ!」」
さて家康が上杉討伐の兵を挙げた所でムービーが終わり、ゲームが始まりました。周囲は石田家を始めとする西軍の大名家に囲まれており、豊臣家自身も西軍に加入し、包囲網を組んでいるので、目下味方だらけといってもいいでしょう。
・・・そう、豊臣家は西軍に加入しているのです。そのせいか東軍の豊臣恩顧(加藤家や福島家など)からは明確に敵対されています。恩は無いのかお前ら。しかし、それはこちらから仕掛けるのにも遠慮がいらないという事でもあります。周囲に味方が沢山いるうちに東軍勢力に攻撃を仕掛けましょう。
豊臣家は深刻な人材難でこそあるものの、勢力の規模は大阪城を中心に全国二位を誇る大大名です。という訳で序盤から贅沢に三面作戦を決行します。
しかしもちろん腐っても天下人の御家ですから、無駄に天下を騒がすような、私利私欲の戦いは致しません。不義不忠の輩を排除し、関白家としての使命を果たすのが豊臣家のあるべき姿であります。
なのでまずは京都を奪還します。京都の伏見城は徳川家に不法占拠されていますからね。関白家を差し置いて京都の城を占拠しようとする不義の輩は逆賊に認定してもいいと思います。
そして細川家を攻め滅ぼします。細川家は太閤の恩を被りながら東軍に加入した畜生ですからね。攻め滅ぼされても仕方ありません。ついでに優秀な武将が多いので豊家の人材難も救われます。これも全て天下の為です。
さらに筒井家にも軍勢を派遣します。筒井家に優秀な武将は居ませんが今の豊家よりましです。一応人材は補充されます。これも全て天下の為です。
さて他に優秀な人材は・・・おっと。
全ては天下の安寧の為。豊臣軍、錦の旗を掲げて出陣します。
京都方面には秀頼(7歳)御自ら率いる7000の兵他5000。伏見城からは鳥居何某とかいう芋侍が3000程の兵を率いて出陣。徳川家は援軍を向かわせようとしたものの、石田家の軍勢に城を攻められ退却。伏見城は孤立無援です。この城を豊臣家の手で攻め落とせば、関ヶ原イベントも起きないはず・・・!
次回予告
運命に抗うため、家康の野望を防ぐため、人材難を解消するために京都を攻めた豊臣家。ここを攻め落とせば全国一の人口を誇る大都市京都が手に入ると共に滅亡確定イベント関ヶ原を阻止できるが・・・
次回、「無駄に引っ張っているけど京都は簡単に落ちます」をお楽しみください。