「信長の野望 戦国立志伝」プレイ日記
今年も残すところ半月もない今日この頃、皆さんにおかれましては公私共に様々な行事ごとに追われている時だろうと存じます。
私はと言えば忘年会の誘いも無視して家に引きこもって一つのゲームをやっております。そのゲームとは、「信長の野望 戦国立志伝」。
「信長の野望 戦国立志伝」
「信長の野望」シリーズの実質最新作。ゲーム的な面白さと人口の概念を始めとした史実的面白さが上手く合わさった名作。ちなみに、Windows、pspビータ、ps4の三機種で販売されており、私のプレイしているのはビータ版。
とにかくこのゲームは中毒性が高く、一時間ほどの体感時間であっても気づけば三時間たっていたということもよくある名作。皆さんにも是非お勧めしたいゲームなのですが、私にレビュー文章を書く能力が無いのは私が一番よく知っています。という訳で今回の企画は「信長の野望 戦国立志伝」販促企画。
「信長の野望 戦国立志伝プレイ日記」
20年前ならいざ知らず、今日日ゲームのプレイ日記なんて言っても実況動画でも上げてろと言われそうなんですが、残念ながら私の会話能力は三成に鼻で笑われるレベル。動画なんて上げたら彼の本陣の如く炎上します。まあ文章能力はと言えば江戸幕府成立後の大阪城並みに不安なんですが、このプレイ日記の目的はあくまで販促。初心者用のシナリオを軽くやる程度なのでなんとか誤魔化せるでしょう。
初心者用のシナリオと言ったってシリーズ未プレイ者はいつの時代の、どの勢力がやりやすいかなんて分からないと思います。今作において強い(=初心者に優しい)勢力の条件は「武将の優秀さ」と「立地条件」です。
前者は読んで字の如くなので割愛しますが後者の「立地条件」とはなにか。それは自勢力の豊かさに加え、周辺に脅威となる大国が居ないことが大条件。これらの条件を組み合わせ、かつ文章映えしそうな勢力はズバリ、1542年、美濃は齋藤家です。
前述の通り「人口」という概念が実装されているこのゲームにおいて、畿内に次ぐ人口を誇る美濃一国を有し、当主齋藤道三は能力の合計値でいうと三英傑に次ぐほど。(1542年シナリオ開始時点では北条氏康か毛利元就ぐらいしか上がいない)。そしてなによりいいのはその立地。周りには浅井朝倉、武田、織田と名だたる群雄たちが並んでいるように見えますが、織田と武田は周囲に敵が多すぎて齋藤家に攻め込む余裕はありません。むしろこちらから漁夫の利を狙っていきたいくらい。朝倉は隣と言ってもこちらに攻め込んでくるためには浅井領を通過するか、さもなくば山一つ越えなければなりません。なので、実質的に備えなければいけないのは浅井家のみ。おまけにこのゲームの1542年のシナリオ名は「美濃の蝮」。これ以上デモンストレーションに相応しい勢力は無いでしょう。それではゲームスタート!
安藤守就「ご命令を」
ゲームを開始した途端安藤さんが出てきました。家臣の代表格は安藤さんのようです。うーん。アイコンが黄色いことから案の定微妙に不満持っているらしいし。(普通は緑色)このゲームには「必要忠誠」なるパロメータがあり、高ければ高いほど裏切りやすくなるのですが、安藤さんの数値は11。あの息子が12という所を見れば相当高いんじゃないでしょうか。
ゲーム開始早々家臣筆頭と嫡子の忠誠度の不安を認識させられた訳ですが、お隣の織田家に比べたらましなはず。何せ「城代」の地位にある勝家の忠誠度アイコンは赤。曰く主とそりが合っていないらしいですが、この男、現主(信秀)が変わった途端謀反起こしますからね。
でも必要忠誠はこちらの問題児たちのほうが高いんですが、それはともかく。せっかく勝家さんが不満を持っていると言っているので「密談」コマンドを実行してみましょう。このコマンドは、一定期間をかけて敵将と密談し(大体半年~一年)、成功すれば敵将を寝返らせれるコマンド。おまけに、その将が城を管理している場合、その城ごと頂けちゃうステキ仕様。なので基本的に城代とか城主とかに任命されているときは忠誠が上がるのですが・・・勝家さんにはその恩は伝わって無かったみたいです。
「密談」を始めとする調略コマンドを実行するには、知力の高い武将が有利です。まあうちの場合は当代どころか日本史有数の謀略家が当主をやっておりますので、この点については何も心配はいらないでしょう。後序盤に実行しなければならないのは・・・「外交」ですね。織田家に調略を仕掛ける都合上、浅井と同盟を目指してみましょう。
後はまあ、内政をチキチキとやりながら、調略の成就するのを待ちつつ、織田が今川家から侵攻を受けたりするようなラッキーイベントを待ちましょう。
そして三か月後。攻め込まれました。
・・・え?
敵は織田家。総勢一万の軍とのこと。総力戦です。・・・何で?
慌てて織田家の情報を見てみると、今川家&本願寺と同盟を結んだとのこと。すごすぎない?
勿論調略もパー。のっけから計算が狂いました。まあでも、逆に言えばたった一万なのです。こちらの全兵数は15000ほど。特にこちらは守る方。まず負けないでしょう。むしろ文章映え的にグッジョブです。
敵は勝家を始めとし滝川一益や佐久間の何某など中々のつわもの揃い。しかも当主の信秀自身がまた手ごわいのですが、こちらも齋藤親子や美濃三人衆あり、何とか撃退は出来そうd「朝倉孝景隊3800が攻め寄せてくるとの事」何ィ!?
何てこと、山越えしてまで攻め込みたいらしいです。坊主とでも戦ってろよ。
ま、まあでも、まだどうにかなりs「我らの城を目指し総勢2600の軍が」今度は誰だよ!?
どうやら見てみると「長野工藤家」なる伊勢の一勢力らしい。どうやら近隣の勢力とは停戦協定を結んでいる様子。そんなに齋藤家が憎いのか。
その後も朝倉から追加の軍勢がやってきたり、北畠家という勢力二つ分程離れた勢力からも軍勢がやってきたりと、とどまることを知らない我が齋藤家の没落。どうしてこうなった。そんな折、家臣の稲葉一鉄さんからこんな提案が。
「今こそ好機!長島城(本願寺の領地)を攻めましょう!」
お前は何を言っているんだ。
結局リセットしました。(計画頓挫)