アメリカンジョークin三国志3
Q 曹丕が大軍を引き連れ侵攻作戦を決行。どうなる?
A どうにもならない。惨敗する事は決まっているので今から後処理を司馬懿たちが考える。
孔明は、援軍を求めるため呉の重臣たちと会談した。重臣の一人、張昭が皮肉交じりに言う。
「劉備殿の軍には一騎当千を謳われる将軍が三人いると聞いていますが、曹操軍にあっけなく敗れたそうで」
「はい。何しろ敵は三千と言わない大軍でしたからな」
劉表「劉備殿は平和の為に戦う仁君だと聞いておりますが、何故配下に猛将を?」
劉備「天下泰平の為に戦う為です」
劉表「戦うのですか」
劉備「戦います」
劉表「平和主義者ですよね?」
劉備「はい」
劉備「基本はそうですね。でも時と場合によっては自分から攻めます」
劉表「えっ」
劉備「えっ」
劉表「攻めてどうするんですか」
劉備「領地を広げます」
劉表「平和主義者じゃないんですか?」
劉備「そうですよ?」
劉表「・・・?」
劉備「・・・?」
孫権は往年の悲願である合肥を攻めるにあたり、配下の名将淩統に戦略を相談した。
「敵は城に籠る7000弱、自軍は私自ら率いる10万の軍勢である。どう攻めるべきだろうか」
しかし淩統は思いもがけない事を言う。
「とんでもない。必ず負けるでしょうから考え直すべきです」
「何と。城攻めは三倍の兵力が相場だという兵法をお主は知らないようだな」
「殿はどうやら敵将の実力を知らないようで」
姜維の軍から脱走した兵士が魏国の軍に入った。兵士長は厳しい顔をして言う。
「悪いが脱走兵の待遇は正規兵とは違う。常時朝四時に起きて哨戒を行い、夜12時まで休みは30分。飯は昼休みに一食のみ、有事が起きれば先鋒として真っ先に突撃してもらう」
それを聞いた兵士は衝撃を受けた。懇願するように兵士長に叫ぶ。
「脱走兵の私が、そのような楽な環境にはおれません!」
孫家には孫堅以来勇猛の伝統がある。
当代の孫権などはそれを尊重するあまり一度も使ったことが無い程である。